足を捻った(足関節捻挫)

手の痛み・肘の痛み・脚の痛み, 症例解説

スポーツ外傷として発生頻度が高く、バスケットボール、バレーボール、サッカー、ラグビー、ハンドボールなどのフットワークが必要な種目に多発します。

 

足関節捻挫でも特におおいのが内反捻挫で、着地の際に足を内側に捻って負傷します。

足関節で内反捻挫が多い理由としては、

①内側の三角靭帯が強靭であるのに対し、外側にある前距腓靭帯、踵腓靭帯などは脆弱である事

②外果(外くるぶし)と比べ、内果(内くるぶし)上に位置し、骨でのストッパーがない事

③足関節が下を向いた状態だと関節の遊びが大きいこと

④足関節が下を向いていると筋肉でのストッパーが効かないこと

などが挙げられます。

内反捻挫では前距腓靭帯が最も損傷されやすく、次いで前下脛腓靭帯、二分靭帯が多いと言われております。

損傷する部位によって治療法、固定期間も変化するため初診時の痛みや腫れの場所、足関節の捻り方をしっかり伺い処置していく必要があります。

足関節捻挫は初期治療が重要で放置していくと足がグラグラになり不安定性を残してしまいます。

このような後遺症を残さないために、

損傷靭帯の保護、炎症反応の抑制、機能低下の防止、

この3点が初期治療には重要になってきます。
当院では重症度に合わせてテーピング、バンテージ、ギプス固定いずれかを選択し、治療していきます。

  
靭帯が部分的に断裂してしまい安静が必要な場合はU字ギプス固定を行い、松葉杖を使用し体重をかけないようにします。

それ以外のものはテーピングにて可能な限り早期復帰を目指してリハビリを行っていきます。

固定期間の目安は1〜2週間、症状に併せてスポーツ復帰していくという形になります。

ただの捻挫と思って軽視していると後遺症を残してしまうので初回にしっかり治療していきましょう。
-case-

足関節捻挫 14歳 女性 学生 スポーツ:バレーボール

こちらの患者様は初診の日の朝に階段を踏み外し足を内側に捻り、負傷しました。

腫れも圧痛も強く痛みで思うように体重をかけられない状態でした。

足を動かすと痛みはありますが不安定性(グラグラ感)はありませんでした。

治療は腫れの軽減を目的にアイシングを行い特殊電気治療にて治癒を促し、テーピング固定にて経過を診ました。初診の治療後にはしっかり足を着いて歩くことが可能になっていました。

バレーーボールの合宿が近いと言うこともあり、早期のスポーツ復帰を目指して1週間毎日の通院にて1週間後にはスポーツ復帰、2週間後には痛みは完全に消失し治療は終了し、無事合宿にも参加できました。

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